
相続人の構成と財産の金額を入力すると、法定相続分・遺留分の目安と、分け方(現物分割・代償分割・換価分割・共有)ごとの金額の比較を表示します。裁判や調停に進む前に、家族で選択肢を共有するための叩き台としてお使いください。
使い方
- 配偶者の有無、子・直系尊属(父母)・兄弟姉妹の状況を入力します。亡くなっている子や兄弟姉妹がいる場合は、その子(孫・甥姪)の人数を追加します。
- 不動産の評価額、預貯金・有価証券の合計、債務を入力します。
- 親の介護や看病を担った相続人がいる場合は、その貢献を「寄与分」として金額で入力します(任意)。
- 必要に応じて、不動産を取得する相続人と、換価分割の売却費用率を指定します。
- 「叩き台を計算する」を押します。
介護の負担(寄与分)を入れる理由
親の介護や看病を、特定の子どもが長く担ってきた場合、財産を均等に分けるだけでは「自分ばかり負担した」という不満が残り、争いのもとになりがちです。民法には、そうした特別の貢献を「寄与分」として考慮する制度があります。寄与分は、相続人の話し合い(合意)で決め、まとまらなければ家庭裁判所が決めます。遺留分(最低限の取り分)とは別の制度です。
- 寄与分の金額は、入力した値をそのまま計算に使います。妥当な金額かどうかは判断しません。
- 介護の記録(日付・内容・時間・支払った費用・領収書)を残しておくと、話し合いの材料になります。
- 相続人以外の親族(たとえば長男の妻)が介護をした場合は、「特別寄与料」という別の制度があります。この簡易版では計算しません。
この簡易版では考慮しない項目
相続放棄、相続欠格・廃除、特別受益(生前贈与など)、遺言の有無、再代襲の細部、相続税、譲渡所得税、不動産の評価方法、寄与分の金額の算定(金額はご自身で入力してください)。これらが関わる場合は、結果が大きく変わることがあります。
注意事項
- 入力内容は、計算のためにサーバーへ送信されますが、保存せず、プラグインのログにも残しません。
- 結果は参考案です。実際の分け方は、相続人全員の話し合い(遺産分割協議)で決まります。
入力内容は計算のためにサーバーへ送信されますが、保存せず、ログにも残しません。
よくある質問
入力した内容は保存されますか?
保存しません。計算のためにサーバーへ送信しますが、結果を返したあとに保存せず、ログにも残しません。
法定相続分とは何ですか?
民法に定められた、相続人ごとの相続の割合の目安です。遺言や話し合いで、これと異なる分け方にすることもできます。
遺留分とは何ですか?
一定の相続人に保障された、最低限の取り分です。兄弟姉妹には遺留分がありません。この簡易版は、割合と金額の目安を示すもので、請求の可否や金額を示すものではありません。
親の介護をした人の貢献は、反映できますか?
「寄与分」として金額を入力すると、その分を差し引いたうえで法定相続分で分け、貢献した人に寄与分を加えた金額の目安を表示します。寄与分は、遺留分とは別の制度で、相続人どうしの話し合い(合意)や家庭裁判所で決まります。入力した金額が妥当かどうかは、判断しません。相続人以外の親族(子の配偶者など)の介護には「特別寄与料」という別の制度があり、この簡易版では計算しません。
遺言がある場合や、相続放棄があった場合はどうなりますか?
この簡易版では考慮していません。該当する場合は、弁護士・司法書士にご相談ください。
分け方は、どれを選べばよいですか?
どれかが正しいという選び方はありません。現物分割・代償分割・換価分割・共有の特徴を並べているので、家族で話し合うための叩き台としてお使いください。